白髪染めの安全性

少しでも不安を感じた場合には成分を調べる

白髪を染めようとする際に方法としては、美容院で行う人もいますが多くの人は自宅で染めます。
理由としては、時間の短縮と経済的な面が多いようです。

一般市販品の白髪染めは、大変安価で簡単に購入することができます。
使用方法等も簡略化されているので説明書を読まずにいきなり行ってしまう人もいます。

しかし、使用している成分はすべて安全なわけではありません。
稀にではありますが、中には重篤な状態になってしまうケースもありますので、少しでも不安な場合には成分を調べたり念入りにパッチテストをしてください。

アレルギー反応

「パラフェニレンジアミン」という成分があります。

多くの市販白髪染めに使用されているのですが、この成分にはアレルギー反応を起こしてしまう人がいます。
色つきは非常に効果が高い成分なのですが、その反面アレルギーを持つ人が使用すると次のような反応が出てしまいます。

・頭皮のかぶれ

・頭皮の痛み

・呼吸困難

特に呼吸困難の場合には、アナフィラキシーショック状態に陥りますので早急に病院への搬送が必要となります。

アナフィラキシーショックとは、ある物質に対して全身性のアレルギー反応を起こした状態のことを言います。
人間を代表とする哺乳類は、異物質が身体に入り込むとそれに対して「抗体」を作って自分の体を守ろうとする働きがあります。
そして次のその物質が入り込んだときに重篤になってしまう場合がアナフィラキシーショックです。
これは2回目とは限らず、何年間が後に陥る場合もある大変危険な物質です。

初期症状としては、口の中や唇が痺れたような感覚を持つ人が多いです。
また、のどが胸がしめつけられるような呼吸がしにくい感じになります。
この段階で「何かがおかしい」という異常感覚はありますので、塗布を中止して早急に受診することです。

症状の中には、一刻を争う状態もありますので、安全性を確保するためには一人での作業は避けるほうが賢明です。
稀にしか発生しないことは、自分には起こらないという発想は大変危険です。

その他には、酢酸鉛、鉛アセテード、リードアセテートなどの危惧すべき成分もあります。
これらも皮膚障害や腎機能に影響が出てしまうものもあります。

気軽に購入できるものではあるのですが、危険性は高いものも多いという事実を把握した上での使用が必須となります。
危険性のある成分を避けて、天然素材の成分で構成されている製品を選ぶことも安全面では重要なことです。